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Column

パート・アルバイト採用にSNSは効くか

パート・アルバイトは、
正社員よりSNSが効く採用です。

公開 2026年10月18日更新 2026年11月4日執筆 日下部 宏樹(代表取締役)

正社員よりSNSが効く理由

パート・アルバイトは、応募を決める基準がはっきりしています。家や学校から近いか、職場の雰囲気がいいか、シフトの融通が利くか、一緒に働く人が合いそうか。給与の差は小さいので、ここで決まります。

この4つは、求人票では伝わりません。SNSで職場の実際を見せると、そのまま応募の理由になります。

主婦層と学生で、届く場所が違います

主婦・主夫層学生
見ている場所InstagramTikTok、Instagram
知りたいこと時間の融通、急な休みへの対応、人間関係、ブランクがあっても大丈夫か楽しそうか、まかない、同年代がいるか、テスト期間の休み
効く投稿同じ立場の人の話、1日の流れ、子どもの行事での休み方スタッフ同士のやりとり、まかない、閉店後の様子
応募の受け口LINE、DM(電話は避けられます)DM、LINE

両方を採りたい場合でも、1つの投稿に両方を入れないことです。主婦層向けの投稿と学生向けの投稿を、交互に出します。

分けるのは見せる内容であって、応募できる人ではありません。募集の文言や求人票は「主婦(夫)歓迎」「学生歓迎」のように、性別や年齢で応募者を限定しない書き方にします(男女雇用機会均等法、労働施策総合推進法)。

何を見せるか

同じ立場の人

主婦層には主婦のスタッフが、学生には学生のスタッフが出ている投稿が効きます。「自分と同じ人がいる」が一番の安心です。

シフトの実際

週何日から、1日何時間から、急な休みはどうしているか、テスト期間は休めるか。ここを具体的に出すと、問い合わせが変わります。

1日の流れ

出勤から退勤まで。「10時に来て、何をして、14時に帰る」が見えると、自分の生活に当てはめられます。

人間関係

店長やスタッフ同士のやりとり。叱られないか、聞きやすい雰囲気か。言葉で「アットホーム」と書くより、やりとりの場面1つのほうが伝わります。

まかない・休憩

飲食なら、まかないは最も見られる投稿の1つです。休憩室、休憩中の様子も同じです。

応募の受け口

パート・アルバイトの応募者は、電話を避けます。特に学生は、電話をかけること自体がハードルです。DMか公式LINEで、「このまま質問を送ってください」「シフトの相談だけでも」と書いておきます。応募前の質問に答えた時点で、半分は決まっています。

求人媒体との併用

SNSを始めたからといって、求人媒体をやめる必要はありません。媒体はいま探している人に、SNSはまだ探していない人に届きます。媒体の求人票に、SNSのアカウント名を書いておくと、求人票を見た人がSNSで職場を確認してから応募する流れができます。

店舗型の業種の進め方

飲食、小売、美容、介護施設、学童など、店舗や事業所が複数ある場合は、1つのアカウントで全店を発信するより、店ごとに出すほうが効きます。応募する人は「この店で働きたい」と思うからです。本部で1つ作るなら、店ごとの投稿を混ぜて、どの店の募集かを明記します。

飲食店の採用

飲食店は、集客アカウントの中に採用の投稿を混ぜる形でも成立します。詳しくは飲食店の採用SNSに書きました。

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日下部 宏樹代表取締役

株式会社Bee 代表取締役。採用・集客を目的としたSNS運用代行を、企画・台本から現地撮影・編集・投稿・分析まで一気通貫で手がける。大阪拠点、全国対応。

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