ショート動画とフル尺は、別の商品です
採用に動画を使いたい。そう決めて制作会社に声をかけると、月額のパッケージを出す会社と、1本数十万円の見積もりを出す会社に分かれます。どちらかが高い安いの話ではなく、売っているものが違います。株式会社Bee(大阪)はSNS向けのショート動画を撮影込みで作る側なので、その立場から両方の違いを整理します。
| ショート動画 | フル尺(会社紹介・採用ムービー) | |
|---|---|---|
| 尺 | 30秒〜1分、縦型 | 1〜3分、横型 |
| 置く場所 | Instagram、TikTok、YouTubeショート | 採用サイト、会社説明会、求人票のリンク先 |
| 見る人 | まだ会社を知らない人 | すでに興味があり、確かめに来た人 |
| 本数 | 月に何本も出し続ける | 1本を1〜2年使う |
| 相場 | 撮影込みで1本3〜10万円が目安(弊社の月額は8本20万円から) | 制作会社の公開している目安は30〜100万円の帯に集中。ドローン、ナレーション、撮影日数で上下 |
相場は制作会社ごとの公開価格を並べたもので、公的な統計ではありません。発注のときは複数社の見積もりを同じ条件で取ってください。ショート動画の単価の内訳はショート動画制作代行の相場に分けて書きました。
置く場所で決めます
どちらを頼むかは、応募者が最初に御社に触れる場所で決まります。求人媒体から来る人が多いなら、求人票のリンク先に置くフル尺が先です。媒体に出しても応募が来ない、若い層に届かない、という状態なら、知らない人に届くショート動画が先です。
両方作るなら、順番はショート動画からです。何本も出すうちに、どの話に反応があるかが分かります。1日の流れ、先輩の失敗談、給与の決まり方。反応のあった話をフル尺の構成に入れれば、1本で長く使う動画の外しが減ります。1本の組み立ては採用動画の作り方にあります。
制作会社を見分ける5点
- 実績の動画で「応募が動いたか」を聞く。再生数や映像のきれいさではなく、その後に何人応募したかを答えられる会社かどうか
- 台本を誰が書くか。「内容は御社でご用意ください」の会社は、撮影と編集だけを売っています。採用で効くのは何を話してもらうかで、そこを一緒に考える会社かを見ます
- 出演者の演出ができるか。社員は話すプロではありません。現場で緊張をほどき、言い直しを引き出せる人が来るかどうかで、仕上がりが変わります
- 修正回数、納期、元データの扱い。修正1〜2回が一般的です。撮影素材をもらえるかは、後で別の動画に使えるかに関わります
- 作った後を見ているか。ショート動画なら投稿と数字の確認まで、フル尺なら置く場所と導線まで話が及ぶ会社を選びます
見積もりで聞くこと
撮影は何日か、出演者は何人まで対応するか、ナレーションや字幕は含むか、BGMは商用利用できる音源か、縦型への切り出しは別料金か。フル尺を頼むときは最後の1つを聞いてください。横動画を撮った素材から縦のショート動画を数本切り出せれば、1回の撮影で両方が手に入ります。
社員に何を話してもらうかは、見積もりの前に決めておくと話が早いです。質問の例は採用動画で社員に何を話してもらうかにまとめました。
弊社の場合
株式会社Beeは、SNS向けのショート動画を中心に、企画・台本・現地撮影・編集・投稿・分析までを月額20万円から(8本・撮影込み)請け負っています。採用サイトや説明会で使う会社紹介動画(横動画)は、尺と構成によって工数が変わるため、内容に応じてお見積もりしています。大阪府内は出張費なしで伺います。
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