全体の相場の中で、飲食店はどこか
SNS運用代行の相場は、素材を店が用意する投稿代行で月5〜15万円、撮影まで含む一気通貫で月25〜60万円です。Web幹事の発注データでは全国平均42.8万円、中央値32万円でした。
飲食店はこの中で、撮影の比重が大きい業種です。料理、調理の工程、店内、スタッフ。見せるものが全部「現場」にあるので、撮影込みかどうかで金額が大きく分かれます。大阪で飲食店の投稿を撮影込みで作っている立場から、どこで金額が動くかを分けます。
飲食店で金額が動く要素
| 要素 | 金額が動く理由 |
|---|---|
| 撮影の回数 | 月1回と月2回で、移動と拘束時間が倍になる |
| 撮影の時間帯 | 営業中は撮れないので、仕込み時間かアイドルタイムに合わせる |
| メニュー撮影の頻度 | 季節メニューや新メニューの入れ替えが多い店ほど撮る量が増える |
| 出演 | 店主やスタッフが出る動画は、台本と撮り直しの時間がかかる |
| 店舗数 | 2店舗以上は撮影の移動と投稿の本数が増える |
| DM・予約の対応 | 一次対応を含めるか、店で返すか |
撮影は店で、営業中を避ける
飲食店の撮影は、仕込みの時間帯か、14〜17時のアイドルタイムに入ります。1回2〜3時間で、料理のカット、調理の手元、店主の一言、店内の様子をまとめて撮ると、月8本分の素材が揃います。営業中に撮ると、お客様が写り、スタッフの手が止まり、音が入ります。お客様が写る場合は同意が要ります。
メニュー撮影の頻度
グランドメニューは一度しっかり撮れば、半年は使い回せます。毎月撮るのは、季節メニュー、新メニュー、仕込みの工程、スタッフの様子です。「毎月全メニューを撮り直す」見積もりは過剰で、「撮影は初回のみ」の見積もりは3か月で素材が尽きます。月1回の撮影で、新しいものと人の様子を足していく形が、費用と鮮度のバランスが取れます。
料金帯ごとの中身
月5万円前後
店が撮った写真を整えて、月4〜8本投稿する形です。店主が撮り続けられるなら成立します。撮れなくなった月から止まります。
月15万円前後
素材支給でリールの編集まで含むか、撮影1回で少量を作る形です。企画と分析は薄く、何を撮るかは店が考えます。
月25万円以上
撮影込みの一気通貫です。企画、月1〜2回の撮影、編集、投稿、分析まで入ります。店側に残るのは、撮影の立ち会いと投稿前の確認です。
見積もりで確認すること
- 撮影は月何回、1回何時間か。出張費は別か
- メニュー撮影は何品まで含むか
- DMや予約の問い合わせは誰が返すか
- 撮った素材(写真・動画)はメニュー表やホームページに使えるか
弊社の場合
株式会社Beeは、月額20万円から、月8本の投稿を現地撮影込みで請け負っています。大阪府内は出張費なし、府外は交通費だけ実費でいただいています。飲食店の運用例は運用例に焼肉やっちゃんを載せています。来店につなげる投稿の組み方は飲食店の集客SNSにまとめました。