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Column

持続化補助金でSNS・動画制作費を申請するときの考え方

「SNSをやりたいから」では通りません。
販路開拓の計画の中に、SNSを置きます。

公開 2026年10月18日更新 2026年11月4日執筆 日下部 宏樹(代表取締役)

先に、全体像

小規模事業者持続化補助金は、販路開拓のための取り組みに出る補助金です。SNSや動画は、その取り組みの一部として申請します。「SNSを始めたい」が目的では通りません。「新しい客層に届けて売上を増やす」が目的で、その手段にSNSがある、という組み立てです。

制度の全体像と他の補助金についてはSNS運用に使える補助金はあるのかに書きました。ここでは申請の考え方に絞ります。

経費区分

SNS用の動画制作、公式LINEの構築などは「ウェブサイト関連費」に計上します。SNS広告やインターネット広告は、第20回(2026年11月受付)の公募要領からチラシや看板と同じ「広報費」に入りました(第19回まではウェブサイト関連費)。

経費区分注意
SNS用の動画・写真の制作費ウェブサイト関連費期間と本数を区切る
SNS広告の出稿費広報費(第20回から)期間を区切る
公式LINEの構築費ウェブサイト関連費構築(初期)は計画書に書きやすい
運用代行の月額ウェブサイト関連費補助事業期間内の分だけ。期間をまたぐ継続分は対象外
チラシ・看板広報費ウェブサイト関連費と組み合わせる

ウェブサイト関連費は、第20回からは30万円(税込)が上限です(第19回までは補助金交付申請額の4分の1、最大50万円)。広報費にも同じ30万円の上限があり、どちらの区分も単独では申請できません。設備などの他の経費と組み合わせます。上限額や補助率は公募回ごとに変わるので、申請する回の公募要領で確認してください。

通りやすい形

通らない形

計画書に書くこと

計画書の骨格は、どの補助金でも同じです。

  1. 現状と課題:いまの客層、売上の構成、何が足りないか
  2. ターゲット:新しく届けたいのは誰か
  3. 取り組み:何をするか(動画制作〇本、SNS広告〇か月、公式LINE構築、チラシ〇枚)
  4. 効果:売上・客数・問い合わせ数がどう変わるか(数字で)
  5. スケジュール:いつ何をするか
  6. 経費:区分ごとの金額と見積もり

SNSの部分は、「誰に、何を見せて、どう来店につなげるか」を書きます。運用の考え方は、このサイトの記事がそのまま使えます。

申請前に確認すること

弊社の対応

申請に使う見積書(動画制作〇本、公式LINE構築など、内訳が分かる形)を発行します。計画書の「SNSで何をどう届けるか」の部分についても、ご相談いただけます。採択の判断は補助金の事務局が行うので、商工会・商工会議所と相談のうえ進めてください。

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日下部 宏樹代表取締役

株式会社Bee 代表取締役。採用・集客を目的としたSNS運用代行を、企画・台本から現地撮影・編集・投稿・分析まで一気通貫で手がける。大阪拠点、全国対応。

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